6月上旬議会の合間をぬって富山市に視察訪問しました。
テーマは3つ
「富山大学における発達障害学生の支援状況」
「富山型デイサービスの状況」
「10年を経過した富山市のLRT」
富山大学は全国的にも珍しい発達障害学生の支援部門を持っています。横浜にも横浜市立大学があり、積極的な公立大学の支援を行っています。その市大にも障害者差別解消法に基づき今年度より「バリアフリー支援室」を開設しましたが、コミュニケーション障害を特出した部署を10年に渡って運営している富山大は、横浜市も大きな課題認識を有する発達障害者の支援政策に大きな参考となりました。
富山型デイサービスは全国的にも有名になった、複合型のデイサービスです。高齢者から子供までの複合施設とすることで、運営上のメリットももちろんですが、認知高齢者と子供の関わりによる利用者の機能向上にも寄与していると考えます。また、少子高齢化社会の進展によって、将来世代の負担増・介護保険の運営困難等が懸念される中で、介護認定5の利用者が介護認定が外れた事例を見て、介護改善の取り組み強化と介護保険制度の改革も必要と感じました。
横浜市の沿岸部の次世代交通機関として、よく取り上げられるLRT(Light Rail Transit)の状況を確認に行きました。LRTの成功事例と言われる富山ライトレールは他都市とどこが異なるのか?どのような特徴があるのか?また、運営上の問題点(特に一般会計からの運営補助)はないのか?等を重点的にヒアリングし横浜市の次世代交通の議論に活かしていきたいと考えています。
以上、詳細は添付のPDF報告書をご参照下さい。