2023-04-23
【令和の田園都市構想】
青葉区の街は戦後に東急電鉄が発表した“城西南地区開発趣意書”の計画によって、東京都内に通勤する会社員の為の住宅開発から出来上がった街です。
この計画により、緑豊かな閑静な住宅街が完成して人気の街になった一方で、計画人口を大幅に上回る人口が増えた結果、東急田園都市線は混雑が酷い通勤ラッシュに悩まされる課題が生まれました。
美しが丘地区の開発から60年が経過した今、新たな街づくり計画を考えなければ、青葉の街は衰退の道を辿る事になると危惧します。
令和の時代に適した「令和田園都市構想」を作る必要性があると思います。青葉区の街は半世紀の開発を経て30万人都市になりました、地方の自治体であれば、県庁所在地都市の規模です。地方の30万都市は自己完結型の都市であり、就労場所、文化施設、憩いの場などバランスがとれた都市空間を形成してます。
一方の30万都市青葉区は住宅街こそ充実してますが、就労場所や文化・スポーツ施設は全く不足しています。
令和の田園都市構想は職住近接の計画にすべきと考えます。
私は、ベッドタウンから職住近接の街づくり転換が必要と考えます。
企業も優秀な人材を確保する為には様々な働き方、ライフスタイルの提供を視野に入れないと人材が集まりません。
60年前には、リモートワークもサテライトオフィスもダブルワークの概念もありません。多様な働き方が提示される現在、受け皿となる街づくり政策に取組む必要があると思います。
住宅街で発展した青葉区ですが、駅前を中心に賑わい・就労の街づくり転換を図らなければ、選ばれない街になると危惧します。
2023-04-08
【みどりの油田】
2027横浜で開催される国際園芸博覧会。グリーンEXPO2027で横浜の農業技術を世界に発信をしたいと思っています。
10haの広大な農業ゾーンを一面菜の花畑にする。それも、期間中ずーっと花を咲かせておく。菜の花から取れる菜種はSAFの原料になります。
つまり、航空業界が取り合っているCO2フリーのジェット燃料(SAF)をグリーンEXPOで栽培します。
おまけに、期間中花をつける技術を持った市内ベンチャーが期間中の花畑を管理します。
8月の菜の花はインスタ映えすることでしょう。
観光地としての魅力、SDGsの取組み、カーボンZEROの政策、等々。グリーンEXPOを活かして、横浜の高い農業技術を世界に発信したい。
「みどりの油田」計画の実現を画策しています。
2023-04-01
【政策1 ZEROカーボンを成長産業につなげる】
脱炭素条例を制定しました。次世代に良好な環境を残したいと思っています。一方で、再エネ・省エネが経済にプラスに働く事を考えねばなりません。世界的な脱炭素の風潮の中では若い企業にもチャンスがあります。排出炭素を活用する技術や、廃プラを再活用する技術なども研究が進みます。企業に創意工夫する実験の場を提供して、横浜から脱炭素の新産業を創出したいと思います。
例えば農業。植物の吸収するCO2量を計算すれば、CO2の排出権取引市場からクレジット収入を得る事ができます。生産物とクレジット収入のダブルインカムが実現すれば、横浜の都市農業は収益性の高い産業に生まれ変わります。
2027年にグリーンEXPOが横浜で開催されます。その時に農業ゾーンでSAFと言うジェット燃料の原材料を生産して、横浜にグリーンの油田を作る。世界が注目する万博会場からZEROカーボン都市横浜をPRするチャンスです。
2023-04-01
政策2 医療DXで医療費削減】
健康診断データを予防医療政策につなげたいと考えています。従前は個人情報保護の観点で医療データを予防医療政策に活用するのが困難でした。我々が利用するのは、個人を特定しないビッグデータです。国の法改正が行われて個人を特定しないデータの活用が容易になりました。
医療はITの進歩により予防政策の時代に入りました。高齢者の方も元気で自由だから長生きをしたい。ベッドの上で不自由な長生きは望んでいません。
健康診断の現在の数値から将来の疾病リスクが予想できます。今から、健康に留意する事は本人は勿論、家族にとっても幸せです。そして、社会保障にとっても財政的負担の軽減に寄与します。
横浜は市大医学部もあり、先進的なモデル事業を産学官で行う事が可能です。
健康寿命の延伸の為に医療DXを進めてまいります。
2023-04-01
政策3 MaaSで便利な公共交通】
北欧のヘルシンキで使われているMaaSという交通システムが注目されています。簡単に言えば、定額制で全ての公共交通が使える制度です。旅行者も1dayチケットを買えば利用できます。
青葉区で始まった次世代交通の実証実験はMaaSが視野に入ってます。
私は5年前に自治会関係者から免許返納者が増えたので小型バスの循環ルートを作れないか?と相談を受けました。意見交換する中で、利用頻度が上げる為にはバスより乗合タクシーが良いと提案しました。タクシーだと狭い道もスーパーの前で降りる事も出来ます。
青葉区も高齢化率が上がっています。健康の為に外出機会を増やす必要があります。敬老パスも財政的に危機状況です。持続する為にも、子供から高齢者までが同じシステムMaaSを使い、敬老パスも組み込めば持続性が高まると考えます。そして、人流が増えれば地域経済が潤います。交通システムに地元企業が加われば経済にも好循環が生まれます。
たまプラーザの実証実験は始まったばかりですが、10年後に使える制度として準備する必要があると考えています。
2023-04-01
【政策4 満員電車よサヨナラ】
職住近接の街を目指しています。
コロナはオンラインを活用した働き方を推進しました。コロナ禍では東急田園都市線も空いていましたのでストレスは少なかったです。企業も従業員のライフスタイルを考慮しないと有能な人材を確保出来ません。
たまプラーザの郵政省の社宅跡地の入札が始まります。
当該地の計画が上がった時からこの土地には企業誘致が好ましいと考え、横浜市が出来る最大限の誘致政策に取組み、企業誘致においては容積率を100%上積みできる条件を付加しました。
住宅街として発展した青葉の街ですが、高齢化に伴い街の活力が失われつつあります。将来を見据え、駅前を中心に賑わいをもたらせる様に活性策に取り組みたいと考えています。
職住近接はライフスタイルに大きな変化をもたらし、街の商店街にも好循環が期待できます。
私も会社員時代は満員電車に閉口していました。自宅から自転車でサテライトオフィスに通勤。帰りには商店街のバルで一杯飲んで帰宅。こんな生活に憧れ、実現化を目指して職住近接の街づくりを進めます。
2023-03-25
【政治家の力】
4年間の総括を兼ねた市政報告会を終えました。
内容は脱炭素条例を制定した経緯等について話をしました。(一部ご紹介します)
3年前にコロナ禍の中で再エネの勉強会を始めた頃は、自民党内では少し冷ややかな反応でした。大臣経験者の国会議員に相談した時も「難しいよ、やめた方が良い」と忠告頂きました。
しかし、菅総理の所信表明演説の中で「2050年ZEROカーボン」と宣言されて社会の空気が一変しました。菅総理は当時の自民党内の反対を押し切る権力を使いました。菅総理のお陰で横浜市会全会一致で脱温暖化条例を制定できたと言っても過言ではないです。
今後、横浜市のZEROカーボン政策と脱炭素に関連して市内経済が潤う事の両立を進めたいと思ってます。
政治家は社会を変える影響力(権力)があります。この力の使い方を間違えはいけないと教えて頂いたのは、故亀井善之先生です。
「政治家は社会の日陰で苦労している人に光を当てる存在になれ。大きな壁の陰で苦労する人がいれば、壁を壊す力があるのも政治家だ」と立候補を決意した時にかけて頂いた言葉です。
「政治は太陽」この言葉は私の政治家としての軸です。
2023-03-07
【農業がテスラを超える】
相模原にある農業ラボを視察しました。
新横浜のベンチャー企業が東京大学と共同で研究しています。
植物がCO2を吸収する事は誰もが知っていますが、一本の苗木が成長するまでのCO2吸収量は誰も測っていません。
この数値が明白になれば、テスラの様にカーボン・クレジット市場から利益を得ることが可能になります。
農作物を生産して、一方でクレジット市場からも収入が入る。農業は成長産業に進化します。
夢の様な話に聞こえるかも知れませんが、政治家が夢を語らなくなればダメです。
横浜から新しい農業システムが世界を巡る事を夢見つつ、ベンチャーの成長を支援したいと思ってます。
脱炭素条例を議員提案した主旨には、横浜経済の発展が入っています。
コロナで傷ついた経済の再生が求められています。
2023-02-13
【議会広報】
今月配布されました「議会だより」の表紙の写真が私が登壇している時の写真が使われていました。知人から「山下さん?」と聞かれ気づきましたが、議会広報に関心を持って、よく見て頂いて感謝です。
昨今の広報はSNS等が多くなりましたが、紙媒体を好む方も、まだまだ多くいらっしゃいます。
議会も広報には苦心してます。
我々も議員の関心を高めたいと工夫を重ねていますが、媒体よりも中身。いかに議会の議論が熱いか?にかかっている様に思います。横浜市会は他都市に先駆け、早くよりインターネットでの生中継も行なっています。
我々のリアルな議論が充実すれば、自ずと関心も増す事でしょう。
2-3月は来年度予算の集中審議を行います。特に、一問一答形式で行なわれる特別委員会は各々の議員のキャラクターが出ます。
是非、生傍聴が難しいなら、録画でも視聴可能です。多くの方にご覧頂きたいです。
因みに、私は2月20日と3月2日に国際局と建築局の局別審査に登壇します。
2023-04-23
【令和の田園都市構想】
青葉区の街は戦後に東急電鉄が発表した“城西南地区開発趣意書”の計画によって、東京都内に通勤する会社員の為の住宅開発から出来上がった街です。
この計画により、緑豊かな閑静な住宅街が完成して人気の街になった一方で、計画人口を大幅に上回る人口が増えた結果、東急田園都市線は混雑が酷い通勤ラッシュに悩まされる課題が生まれました。
美しが丘地区の開発から60年が経過した今、新たな街づくり計画を考えなければ、青葉の街は衰退の道を辿る事になると危惧します。
令和の時代に適した「令和田園都市構想」を作る必要性があると思います。青葉区の街は半世紀の開発を経て30万人都市になりました、地方の自治体であれば、県庁所在地都市の規模です。地方の30万都市は自己完結型の都市であり、就労場所、文化施設、憩いの場などバランスがとれた都市空間を形成してます。
一方の30万都市青葉区は住宅街こそ充実してますが、就労場所や文化・スポーツ施設は全く不足しています。
令和の田園都市構想は職住近接の計画にすべきと考えます。
私は、ベッドタウンから職住近接の街づくり転換が必要と考えます。
企業も優秀な人材を確保する為には様々な働き方、ライフスタイルの提供を視野に入れないと人材が集まりません。
60年前には、リモートワークもサテライトオフィスもダブルワークの概念もありません。多様な働き方が提示される現在、受け皿となる街づくり政策に取組む必要があると思います。
住宅街で発展した青葉区ですが、駅前を中心に賑わい・就労の街づくり転換を図らなければ、選ばれない街になると危惧します。
2023-04-08
【みどりの油田】
2027横浜で開催される国際園芸博覧会。グリーンEXPO2027で横浜の農業技術を世界に発信をしたいと思っています。
10haの広大な農業ゾーンを一面菜の花畑にする。それも、期間中ずーっと花を咲かせておく。菜の花から取れる菜種はSAFの原料になります。
つまり、航空業界が取り合っているCO2フリーのジェット燃料(SAF)をグリーンEXPOで栽培します。
おまけに、期間中花をつける技術を持った市内ベンチャーが期間中の花畑を管理します。
8月の菜の花はインスタ映えすることでしょう。
観光地としての魅力、SDGsの取組み、カーボンZEROの政策、等々。グリーンEXPOを活かして、横浜の高い農業技術を世界に発信したい。
「みどりの油田」計画の実現を画策しています。
2023-04-01
【政策1 ZEROカーボンを成長産業につなげる】
脱炭素条例を制定しました。次世代に良好な環境を残したいと思っています。一方で、再エネ・省エネが経済にプラスに働く事を考えねばなりません。世界的な脱炭素の風潮の中では若い企業にもチャンスがあります。排出炭素を活用する技術や、廃プラを再活用する技術なども研究が進みます。企業に創意工夫する実験の場を提供して、横浜から脱炭素の新産業を創出したいと思います。
例えば農業。植物の吸収するCO2量を計算すれば、CO2の排出権取引市場からクレジット収入を得る事ができます。生産物とクレジット収入のダブルインカムが実現すれば、横浜の都市農業は収益性の高い産業に生まれ変わります。
2027年にグリーンEXPOが横浜で開催されます。その時に農業ゾーンでSAFと言うジェット燃料の原材料を生産して、横浜にグリーンの油田を作る。世界が注目する万博会場からZEROカーボン都市横浜をPRするチャンスです。
2023-04-01
政策2 医療DXで医療費削減】
健康診断データを予防医療政策につなげたいと考えています。従前は個人情報保護の観点で医療データを予防医療政策に活用するのが困難でした。我々が利用するのは、個人を特定しないビッグデータです。国の法改正が行われて個人を特定しないデータの活用が容易になりました。
医療はITの進歩により予防政策の時代に入りました。高齢者の方も元気で自由だから長生きをしたい。ベッドの上で不自由な長生きは望んでいません。
健康診断の現在の数値から将来の疾病リスクが予想できます。今から、健康に留意する事は本人は勿論、家族にとっても幸せです。そして、社会保障にとっても財政的負担の軽減に寄与します。
横浜は市大医学部もあり、先進的なモデル事業を産学官で行う事が可能です。
健康寿命の延伸の為に医療DXを進めてまいります。
2023-04-01
政策3 MaaSで便利な公共交通】
北欧のヘルシンキで使われているMaaSという交通システムが注目されています。簡単に言えば、定額制で全ての公共交通が使える制度です。旅行者も1dayチケットを買えば利用できます。
青葉区で始まった次世代交通の実証実験はMaaSが視野に入ってます。
私は5年前に自治会関係者から免許返納者が増えたので小型バスの循環ルートを作れないか?と相談を受けました。意見交換する中で、利用頻度が上げる為にはバスより乗合タクシーが良いと提案しました。タクシーだと狭い道もスーパーの前で降りる事も出来ます。
青葉区も高齢化率が上がっています。健康の為に外出機会を増やす必要があります。敬老パスも財政的に危機状況です。持続する為にも、子供から高齢者までが同じシステムMaaSを使い、敬老パスも組み込めば持続性が高まると考えます。そして、人流が増えれば地域経済が潤います。交通システムに地元企業が加われば経済にも好循環が生まれます。
たまプラーザの実証実験は始まったばかりですが、10年後に使える制度として準備する必要があると考えています。
2023-04-01
【政策4 満員電車よサヨナラ】
職住近接の街を目指しています。
コロナはオンラインを活用した働き方を推進しました。コロナ禍では東急田園都市線も空いていましたのでストレスは少なかったです。企業も従業員のライフスタイルを考慮しないと有能な人材を確保出来ません。
たまプラーザの郵政省の社宅跡地の入札が始まります。
当該地の計画が上がった時からこの土地には企業誘致が好ましいと考え、横浜市が出来る最大限の誘致政策に取組み、企業誘致においては容積率を100%上積みできる条件を付加しました。
住宅街として発展した青葉の街ですが、高齢化に伴い街の活力が失われつつあります。将来を見据え、駅前を中心に賑わいをもたらせる様に活性策に取り組みたいと考えています。
職住近接はライフスタイルに大きな変化をもたらし、街の商店街にも好循環が期待できます。
私も会社員時代は満員電車に閉口していました。自宅から自転車でサテライトオフィスに通勤。帰りには商店街のバルで一杯飲んで帰宅。こんな生活に憧れ、実現化を目指して職住近接の街づくりを進めます。
2023-04-23
【令和の田園都市構想】
青葉区の街は戦後に東急電鉄が発表した“城西南地区開発趣意書”の計画によって、東京都内に通勤する会社員の為の住宅開発から出来上がった街です。
この計画により、緑豊かな閑静な住宅街が完成して人気の街になった一方で、計画人口を大幅に上回る人口が増えた結果、東急田園都市線は混雑が酷い通勤ラッシュに悩まされる課題が生まれました。
美しが丘地区の開発から60年が経過した今、新たな街づくり計画を考えなければ、青葉の街は衰退の道を辿る事になると危惧します。
令和の時代に適した「令和田園都市構想」を作る必要性があると思います。青葉区の街は半世紀の開発を経て30万人都市になりました、地方の自治体であれば、県庁所在地都市の規模です。地方の30万都市は自己完結型の都市であり、就労場所、文化施設、憩いの場などバランスがとれた都市空間を形成してます。
一方の30万都市青葉区は住宅街こそ充実してますが、就労場所や文化・スポーツ施設は全く不足しています。
令和の田園都市構想は職住近接の計画にすべきと考えます。
私は、ベッドタウンから職住近接の街づくり転換が必要と考えます。
企業も優秀な人材を確保する為には様々な働き方、ライフスタイルの提供を視野に入れないと人材が集まりません。
60年前には、リモートワークもサテライトオフィスもダブルワークの概念もありません。多様な働き方が提示される現在、受け皿となる街づくり政策に取組む必要があると思います。
住宅街で発展した青葉区ですが、駅前を中心に賑わい・就労の街づくり転換を図らなければ、選ばれない街になると危惧します。
2023-04-08
【みどりの油田】
2027横浜で開催される国際園芸博覧会。グリーンEXPO2027で横浜の農業技術を世界に発信をしたいと思っています。
10haの広大な農業ゾーンを一面菜の花畑にする。それも、期間中ずーっと花を咲かせておく。菜の花から取れる菜種はSAFの原料になります。
つまり、航空業界が取り合っているCO2フリーのジェット燃料(SAF)をグリーンEXPOで栽培します。
おまけに、期間中花をつける技術を持った市内ベンチャーが期間中の花畑を管理します。
8月の菜の花はインスタ映えすることでしょう。
観光地としての魅力、SDGsの取組み、カーボンZEROの政策、等々。グリーンEXPOを活かして、横浜の高い農業技術を世界に発信したい。
「みどりの油田」計画の実現を画策しています。
2023-04-01
【政策1 ZEROカーボンを成長産業につなげる】
脱炭素条例を制定しました。次世代に良好な環境を残したいと思っています。一方で、再エネ・省エネが経済にプラスに働く事を考えねばなりません。世界的な脱炭素の風潮の中では若い企業にもチャンスがあります。排出炭素を活用する技術や、廃プラを再活用する技術なども研究が進みます。企業に創意工夫する実験の場を提供して、横浜から脱炭素の新産業を創出したいと思います。
例えば農業。植物の吸収するCO2量を計算すれば、CO2の排出権取引市場からクレジット収入を得る事ができます。生産物とクレジット収入のダブルインカムが実現すれば、横浜の都市農業は収益性の高い産業に生まれ変わります。
2027年にグリーンEXPOが横浜で開催されます。その時に農業ゾーンでSAFと言うジェット燃料の原材料を生産して、横浜にグリーンの油田を作る。世界が注目する万博会場からZEROカーボン都市横浜をPRするチャンスです。
2023-04-01
政策2 医療DXで医療費削減】
健康診断データを予防医療政策につなげたいと考えています。従前は個人情報保護の観点で医療データを予防医療政策に活用するのが困難でした。我々が利用するのは、個人を特定しないビッグデータです。国の法改正が行われて個人を特定しないデータの活用が容易になりました。
医療はITの進歩により予防政策の時代に入りました。高齢者の方も元気で自由だから長生きをしたい。ベッドの上で不自由な長生きは望んでいません。
健康診断の現在の数値から将来の疾病リスクが予想できます。今から、健康に留意する事は本人は勿論、家族にとっても幸せです。そして、社会保障にとっても財政的負担の軽減に寄与します。
横浜は市大医学部もあり、先進的なモデル事業を産学官で行う事が可能です。
健康寿命の延伸の為に医療DXを進めてまいります。
2023-04-01
政策3 MaaSで便利な公共交通】
北欧のヘルシンキで使われているMaaSという交通システムが注目されています。簡単に言えば、定額制で全ての公共交通が使える制度です。旅行者も1dayチケットを買えば利用できます。
青葉区で始まった次世代交通の実証実験はMaaSが視野に入ってます。
私は5年前に自治会関係者から免許返納者が増えたので小型バスの循環ルートを作れないか?と相談を受けました。意見交換する中で、利用頻度が上げる為にはバスより乗合タクシーが良いと提案しました。タクシーだと狭い道もスーパーの前で降りる事も出来ます。
青葉区も高齢化率が上がっています。健康の為に外出機会を増やす必要があります。敬老パスも財政的に危機状況です。持続する為にも、子供から高齢者までが同じシステムMaaSを使い、敬老パスも組み込めば持続性が高まると考えます。そして、人流が増えれば地域経済が潤います。交通システムに地元企業が加われば経済にも好循環が生まれます。
たまプラーザの実証実験は始まったばかりですが、10年後に使える制度として準備する必要があると考えています。