2022-05-11
【雲の上の図書館】
人口3000人強の町が約13億円を投入して素晴らしい図書館を完成させました。
高知県のカルスト台地の町、梼原町です。
設計は隈研吾、町のホテルや商業施設も同様に隈研吾がデザインしてます。
勿論、町の資源である木材を活用して温もりのある設計になってます。建物も随所に拘りがありますが、図書の配架もとても工夫されてます。靴を脱いで入場して階段で座りながら読書したり、大きなソファに寝そべりながら読書。
一日中居ても飽きません。
国の交付金が相当入っていると思いますが、町の財政を考えると思い切った投資です。
図書館の中には梼原町の総合計画で位置付けて計画したとの記載がありましたが、その中の文面では町出身の明治維新の偉人達を生み出した誇りを子供達に持って欲しい、そして世界で活躍して欲しいとの想いが綴ってありました。
都会の様に便利では無い町ですが、この町の子供は幸せだと思う。
2022-04-20
【北九州のクリーン水素】
昨年末より北九州市の響灘にて再エネを活用してCO2フリーの水素製造・供給の実証実験を行なっています。今日は担当者にご案内をして頂き、話を聞いてきました。
マルチレンズ風車、追尾型PV、ゴミ発電等から作られた電気を使ってCO2フリーの水素を生産して市内の水素タウンだけで無く、久留米市の水素ステーションまで運んでいます。
再エネは電力供給が安定しないという欠点があるので、蓄電池や水素に変換して溜める事で有効活用できます。
北九州市の響灘はメガソーラーや大型風力発電等が多く再生エネルギーのポテンシャルは高い地域です。
今回の実証も環境省の補助事業ですが、再エネポテンシャルだけで無く、2009年から水素タウンの実証に取組む実績があるので今回の実証に選ばれた事は当然の結果でしょう。
横浜市も水素活用も含め、ゼロカーボン政策に取り組んでいますが、北九州に負けずに再エネポテンシャルを上げたいと思います。
2022-04-12
【産業廃棄物が再エネに変わる】
混合廃棄物処理を自動で行う施設を日本で初めて導入した会社を訪問しました。
フィンランド企業のBELTEC社のシステムはロボットアームを使って廃棄物の仕分けを行います。1日に100トンの処理が可能との事です。
システムを導入した産業廃棄物処理の事業者は主に建設系廃棄物を扱っているので、木材から瓦礫、ビニール、金属とあらゆる廃棄物が混ざっています。
大型の分別機械を使って分別されたゴミは資源として建設資材として再活用されたり、木材はチップ化してバイオマス発電に活用されています。
廃棄物をエネルギーや資源に再利用する。これからのゴミ処理は衛生的な環境を維持する目的にプラスαの要素が必要な時代になったと再認識しました。
2022-04-02
【大学生から見た横浜市の議会・行政】
春休み期間中の2ヶ月、大学生が私の活動に密着しました。個人情報が関連しない限りほぼ私に同行していたので、市会議員の活動や市役所職員の仕事もよく見えた事でしょう。期間を終えて、学生からインターン報告を聞きました。
私の事務所に来るインターン生には「政治家の目利きを養って欲しい」と思っています。2-3月の予算議会を全て傍聴した彼女は最後の方では「この議員の質問は面白い」と議会質疑を聞いて、彼女なりの基準を持った様です。
また、昨年8月の市長選挙で初当選した山中市長に対しては辛口評価でした。
守れない公約の事もありますが、自身の言葉で答弁しない姿に政治家としての強い意志を感じなかった様です。
政策に関しても、「敬老パス無料」をはじめ3つのゼロ政策も選挙対策用のバラマキ政策であったと気付いた様です。
インターン活動における議会傍聴の前と後では市長の印象も大きく変わった事を見れば、やはり直接傍聴は政治家の目利きに役立つ場なのでしょう。
山下事務所では随時、学生インターンの活動を受け入れています。ご希望の方は簡単な履歴書類を用意してご連絡下さい。
2022-03-15
【下水道施設も脱温暖化対策を】
横浜市の最古と最新の下水道施設を視察してきました。環境創造常任委員会メンバーと私の事務所インターン生も一緒です。
今回の主たる目的は60年経過した施設の状況と更新計画の確認。
それと最新(と言っても37年経過)施設の温暖化対策の状況確認です。
横浜市の施設でもっとも温暖化対策が必要なのが下水道施設です。汚水を浄化するのに大量の電力を使用する事に加え、汚泥処理に発生する大量の温室効果ガスの存在です。特にCO2だけでなく、メタンガスなどはCO2の300倍の温室効果があるので、対策が進む事で横浜市のZEROカーボンの目標値に大きく貢献できます。
新しく整備する施設には脱温暖化対策の最新技術が導入される事を期待します。
そして、民間企業が横浜市の下水道施設において新しい技術の実験を行なっていた事にも注目しました。大都市横浜ならではの施設を使って新しい技術でベンチャー企業が育つ事も期待したいです。
2021-09-23
【ゴミから資源へ】
缶・ビン・ペットボトルの分別作業を担う中間処理施設である熊谷市の彩源さんを訪問しました。
ここでの処理は自動販売機のゴミ箱から回収するペットボトルが主流なので、様々な異物混入が問題になっています。
一方、
横浜市の行政回収は家庭からの搬出物なので、異物より効率化が課題と思ってます。
まず驚いたのは、ベルトコンベアのスピードがとても早い事です。処理能力は1日当たり40トンと言う事なので、横浜市の処理施設の何倍になるのだろう?
また、
AIを使ったロボットアームで分別処理をするので、通常の行程で24人必要だった人が2人と大幅に削減出来てます。
横浜市の中間処理施設も臭いと暑さの過酷な労働環境なので、職場環境の改善は大きな課題になってます。
30年前に導入した横浜市の施設は当時は最先端だったのですが、今や時代に追いついていません。ペットボトルを再利用する事は環境負荷軽減の意味でも重要な事です。
横浜の場合は、入り口(家庭排出)から出口(最終製品化)までを見据えたリサイクルシステムを考える必要があると思います。
この日は、脱炭素条例を一緒に作った伏見議員と福地議員、そしてインターンの学生も参加してくれました。
各々の立場で考えることがあったと思います。特に学生にとっては自分達の将来に関わる事として当事者意識を持った事でしょう。
2021-08-29
【世界中の批判に晒される石炭発電所】
磯子区にあるJpowerの石炭火力発電所を訪問しました。脱温暖化政策の研究の一環です。
世界中のZEROカーボン目指す方々にとって、石炭火力は攻撃の対象です。一方で、磯子の石炭火力発電所は世界で一番進んだ技術を誇る施設です。(様々な日本企業の技術が結集されてます)数年前は我が国が各国にプラント輸出する有力な素材でもありました。
特に、石炭火力の依存度が高い国にとっては、大気汚染の元凶である窒素酸化物等を限りなく低く抑え(排出量92%カット)、CO2も従来の石炭火力と比べてて17%削減する技術は大変魅力的です。
しかし、少なくなったとは言えCO2は発生します。世界のZEROカーボンの風潮の中では抗えません。電源開発もCO2を閉じ込めるCCSと言う技術やCO2を再活用するCCUと言う技術に取り組んでいますが、まだまだ実用段階には時間が要します。
横浜市は脱温暖化条例によって市内の再エネ・省エネの促進に取組みます。そして、温暖化対策に寄与する技術を持つベンチャー企業などにも活躍の場を提供したいと考えます。
横浜市には大型風力や大型太陽光発電を出来る場所はありません。民間企業の技術力を持って課題克服して、大都市の課題を解決したいと思います。そして、脱温暖化政策に長けた企業が横浜市の成長に寄与出来れば、お互いにメリットがあると考えています。
CO2をコントロール出来る技術があれば、今回視察しましたJpowerの施設も活きます。大企業の技術とベンチャーの技術が融合できる場を提供するのも横浜市の役割です。
2021-06-18
【再エネ政策のアイデア募集中】
6月4日の第二回定例会にて我々の提案した「横浜市脱炭素社会の形成の推進に関する条例」(通称:再エネ条例)が全会一致で可決しました。
条例を作ることが目的ではなく、条例を活用して社会課題の解決を目指します。
そこで、バルセロナから始まったDecidimというプラットフォームを活用して市民意見を募集しています。多くの方からご意見をいただき政策提言を横浜市に求めて生きたいと考えています。
特に、若い方からのご意見・アイデアを頂きたいです。
条例の目標は2050年の環境です。その時の社会は今の20−30代が中心の世の中でしょう。当事者のご意見は重要と考えています。
下記URLから参加いただき、アイデア・ご意見をご提案下さい。
https://jiminyokohama.decidim.jp
2022-05-11
【雲の上の図書館】
人口3000人強の町が約13億円を投入して素晴らしい図書館を完成させました。
高知県のカルスト台地の町、梼原町です。
設計は隈研吾、町のホテルや商業施設も同様に隈研吾がデザインしてます。
勿論、町の資源である木材を活用して温もりのある設計になってます。建物も随所に拘りがありますが、図書の配架もとても工夫されてます。靴を脱いで入場して階段で座りながら読書したり、大きなソファに寝そべりながら読書。
一日中居ても飽きません。
国の交付金が相当入っていると思いますが、町の財政を考えると思い切った投資です。
図書館の中には梼原町の総合計画で位置付けて計画したとの記載がありましたが、その中の文面では町出身の明治維新の偉人達を生み出した誇りを子供達に持って欲しい、そして世界で活躍して欲しいとの想いが綴ってありました。
都会の様に便利では無い町ですが、この町の子供は幸せだと思う。
2022-04-20
【北九州のクリーン水素】
昨年末より北九州市の響灘にて再エネを活用してCO2フリーの水素製造・供給の実証実験を行なっています。今日は担当者にご案内をして頂き、話を聞いてきました。
マルチレンズ風車、追尾型PV、ゴミ発電等から作られた電気を使ってCO2フリーの水素を生産して市内の水素タウンだけで無く、久留米市の水素ステーションまで運んでいます。
再エネは電力供給が安定しないという欠点があるので、蓄電池や水素に変換して溜める事で有効活用できます。
北九州市の響灘はメガソーラーや大型風力発電等が多く再生エネルギーのポテンシャルは高い地域です。
今回の実証も環境省の補助事業ですが、再エネポテンシャルだけで無く、2009年から水素タウンの実証に取組む実績があるので今回の実証に選ばれた事は当然の結果でしょう。
横浜市も水素活用も含め、ゼロカーボン政策に取り組んでいますが、北九州に負けずに再エネポテンシャルを上げたいと思います。
2022-04-12
【産業廃棄物が再エネに変わる】
混合廃棄物処理を自動で行う施設を日本で初めて導入した会社を訪問しました。
フィンランド企業のBELTEC社のシステムはロボットアームを使って廃棄物の仕分けを行います。1日に100トンの処理が可能との事です。
システムを導入した産業廃棄物処理の事業者は主に建設系廃棄物を扱っているので、木材から瓦礫、ビニール、金属とあらゆる廃棄物が混ざっています。
大型の分別機械を使って分別されたゴミは資源として建設資材として再活用されたり、木材はチップ化してバイオマス発電に活用されています。
廃棄物をエネルギーや資源に再利用する。これからのゴミ処理は衛生的な環境を維持する目的にプラスαの要素が必要な時代になったと再認識しました。
2022-04-02
【大学生から見た横浜市の議会・行政】
春休み期間中の2ヶ月、大学生が私の活動に密着しました。個人情報が関連しない限りほぼ私に同行していたので、市会議員の活動や市役所職員の仕事もよく見えた事でしょう。期間を終えて、学生からインターン報告を聞きました。
私の事務所に来るインターン生には「政治家の目利きを養って欲しい」と思っています。2-3月の予算議会を全て傍聴した彼女は最後の方では「この議員の質問は面白い」と議会質疑を聞いて、彼女なりの基準を持った様です。
また、昨年8月の市長選挙で初当選した山中市長に対しては辛口評価でした。
守れない公約の事もありますが、自身の言葉で答弁しない姿に政治家としての強い意志を感じなかった様です。
政策に関しても、「敬老パス無料」をはじめ3つのゼロ政策も選挙対策用のバラマキ政策であったと気付いた様です。
インターン活動における議会傍聴の前と後では市長の印象も大きく変わった事を見れば、やはり直接傍聴は政治家の目利きに役立つ場なのでしょう。
山下事務所では随時、学生インターンの活動を受け入れています。ご希望の方は簡単な履歴書類を用意してご連絡下さい。
2022-03-15
【下水道施設も脱温暖化対策を】
横浜市の最古と最新の下水道施設を視察してきました。環境創造常任委員会メンバーと私の事務所インターン生も一緒です。
今回の主たる目的は60年経過した施設の状況と更新計画の確認。
それと最新(と言っても37年経過)施設の温暖化対策の状況確認です。
横浜市の施設でもっとも温暖化対策が必要なのが下水道施設です。汚水を浄化するのに大量の電力を使用する事に加え、汚泥処理に発生する大量の温室効果ガスの存在です。特にCO2だけでなく、メタンガスなどはCO2の300倍の温室効果があるので、対策が進む事で横浜市のZEROカーボンの目標値に大きく貢献できます。
新しく整備する施設には脱温暖化対策の最新技術が導入される事を期待します。
そして、民間企業が横浜市の下水道施設において新しい技術の実験を行なっていた事にも注目しました。大都市横浜ならではの施設を使って新しい技術でベンチャー企業が育つ事も期待したいです。
2021-09-23
【ゴミから資源へ】
缶・ビン・ペットボトルの分別作業を担う中間処理施設である熊谷市の彩源さんを訪問しました。
ここでの処理は自動販売機のゴミ箱から回収するペットボトルが主流なので、様々な異物混入が問題になっています。
一方、
横浜市の行政回収は家庭からの搬出物なので、異物より効率化が課題と思ってます。
まず驚いたのは、ベルトコンベアのスピードがとても早い事です。処理能力は1日当たり40トンと言う事なので、横浜市の処理施設の何倍になるのだろう?
また、
AIを使ったロボットアームで分別処理をするので、通常の行程で24人必要だった人が2人と大幅に削減出来てます。
横浜市の中間処理施設も臭いと暑さの過酷な労働環境なので、職場環境の改善は大きな課題になってます。
30年前に導入した横浜市の施設は当時は最先端だったのですが、今や時代に追いついていません。ペットボトルを再利用する事は環境負荷軽減の意味でも重要な事です。
横浜の場合は、入り口(家庭排出)から出口(最終製品化)までを見据えたリサイクルシステムを考える必要があると思います。
この日は、脱炭素条例を一緒に作った伏見議員と福地議員、そしてインターンの学生も参加してくれました。
各々の立場で考えることがあったと思います。特に学生にとっては自分達の将来に関わる事として当事者意識を持った事でしょう。
2022-05-11
【雲の上の図書館】
人口3000人強の町が約13億円を投入して素晴らしい図書館を完成させました。
高知県のカルスト台地の町、梼原町です。
設計は隈研吾、町のホテルや商業施設も同様に隈研吾がデザインしてます。
勿論、町の資源である木材を活用して温もりのある設計になってます。建物も随所に拘りがありますが、図書の配架もとても工夫されてます。靴を脱いで入場して階段で座りながら読書したり、大きなソファに寝そべりながら読書。
一日中居ても飽きません。
国の交付金が相当入っていると思いますが、町の財政を考えると思い切った投資です。
図書館の中には梼原町の総合計画で位置付けて計画したとの記載がありましたが、その中の文面では町出身の明治維新の偉人達を生み出した誇りを子供達に持って欲しい、そして世界で活躍して欲しいとの想いが綴ってありました。
都会の様に便利では無い町ですが、この町の子供は幸せだと思う。
2022-04-20
【北九州のクリーン水素】
昨年末より北九州市の響灘にて再エネを活用してCO2フリーの水素製造・供給の実証実験を行なっています。今日は担当者にご案内をして頂き、話を聞いてきました。
マルチレンズ風車、追尾型PV、ゴミ発電等から作られた電気を使ってCO2フリーの水素を生産して市内の水素タウンだけで無く、久留米市の水素ステーションまで運んでいます。
再エネは電力供給が安定しないという欠点があるので、蓄電池や水素に変換して溜める事で有効活用できます。
北九州市の響灘はメガソーラーや大型風力発電等が多く再生エネルギーのポテンシャルは高い地域です。
今回の実証も環境省の補助事業ですが、再エネポテンシャルだけで無く、2009年から水素タウンの実証に取組む実績があるので今回の実証に選ばれた事は当然の結果でしょう。
横浜市も水素活用も含め、ゼロカーボン政策に取り組んでいますが、北九州に負けずに再エネポテンシャルを上げたいと思います。
2022-04-12
【産業廃棄物が再エネに変わる】
混合廃棄物処理を自動で行う施設を日本で初めて導入した会社を訪問しました。
フィンランド企業のBELTEC社のシステムはロボットアームを使って廃棄物の仕分けを行います。1日に100トンの処理が可能との事です。
システムを導入した産業廃棄物処理の事業者は主に建設系廃棄物を扱っているので、木材から瓦礫、ビニール、金属とあらゆる廃棄物が混ざっています。
大型の分別機械を使って分別されたゴミは資源として建設資材として再活用されたり、木材はチップ化してバイオマス発電に活用されています。
廃棄物をエネルギーや資源に再利用する。これからのゴミ処理は衛生的な環境を維持する目的にプラスαの要素が必要な時代になったと再認識しました。
2022-04-02
【大学生から見た横浜市の議会・行政】
春休み期間中の2ヶ月、大学生が私の活動に密着しました。個人情報が関連しない限りほぼ私に同行していたので、市会議員の活動や市役所職員の仕事もよく見えた事でしょう。期間を終えて、学生からインターン報告を聞きました。
私の事務所に来るインターン生には「政治家の目利きを養って欲しい」と思っています。2-3月の予算議会を全て傍聴した彼女は最後の方では「この議員の質問は面白い」と議会質疑を聞いて、彼女なりの基準を持った様です。
また、昨年8月の市長選挙で初当選した山中市長に対しては辛口評価でした。
守れない公約の事もありますが、自身の言葉で答弁しない姿に政治家としての強い意志を感じなかった様です。
政策に関しても、「敬老パス無料」をはじめ3つのゼロ政策も選挙対策用のバラマキ政策であったと気付いた様です。
インターン活動における議会傍聴の前と後では市長の印象も大きく変わった事を見れば、やはり直接傍聴は政治家の目利きに役立つ場なのでしょう。
山下事務所では随時、学生インターンの活動を受け入れています。ご希望の方は簡単な履歴書類を用意してご連絡下さい。
2022-03-15
【下水道施設も脱温暖化対策を】
横浜市の最古と最新の下水道施設を視察してきました。環境創造常任委員会メンバーと私の事務所インターン生も一緒です。
今回の主たる目的は60年経過した施設の状況と更新計画の確認。
それと最新(と言っても37年経過)施設の温暖化対策の状況確認です。
横浜市の施設でもっとも温暖化対策が必要なのが下水道施設です。汚水を浄化するのに大量の電力を使用する事に加え、汚泥処理に発生する大量の温室効果ガスの存在です。特にCO2だけでなく、メタンガスなどはCO2の300倍の温室効果があるので、対策が進む事で横浜市のZEROカーボンの目標値に大きく貢献できます。
新しく整備する施設には脱温暖化対策の最新技術が導入される事を期待します。
そして、民間企業が横浜市の下水道施設において新しい技術の実験を行なっていた事にも注目しました。大都市横浜ならではの施設を使って新しい技術でベンチャー企業が育つ事も期待したいです。