4月7日の市政報告会の内容
第1回定例会が終了して、議会報告を行ないました。
日時:4月7日(土)13:00~14:45
場所:山内地区センター
テーマ:第一回定例会を終えて
~横浜市の24年度予算(約3億円)は何に使われる?~
内容:1、横浜市行政の仕組み、
市長の役割、議会の役割。2元代表制の意義
2、横浜市の予算構成
一般会計、特別会計、企業会計
市税収入の状況、予算編成の課題
3、定例会(議会)で議論があった項目を抜粋して
・24年度目玉事業(ダンスダンスダンス)の課題
・保育料の値上げ審議の経緯
・報酬削減の議員提案に対する考え
等々
4、質疑応答
・生活保護費の問題について
・家庭ごみの回収について
・地下鉄3号線の延伸について
・横浜市の市債状況について
等々
さくら満開の好天気の中、大勢の方にご参加いただきました。
上記の構成で、議会報告を行ないました。国政と違って、市民の関心がいまひとつ低い状況ですが、意識の高い方々にご参加頂き、活発に質問も頂きました。
第1回定例会は、次年度の予算を決定する重要な議会であります。横浜市の純会計は3兆2千億円の規模があり、基礎自治体としては、全国最大の規模を持ちます。議会で議論された全ての予算について説明するととても2時間弱では足りません。そこで、議論が激しく交わされたものを中心に選定させていただき、内容の説明・我が会派の考え方を説明しました。
24年度の芸術文化事業(ダンスダンスダンス@yokohama2012)については、文化観光局予算に反対すると、すべての事業が止まりますので、賛成をしましたが、ダンスイベントの約4億円の事業に関しては、問題がある事を指摘しました。
保育料の値上げに関しては、「経済環境の悪化、消費税の値上げの可能性、等の影響を考えて、慎重にすべき」との意見も多くありましたが、保育所を数多く作ることで横浜市の保育予算がひっ迫しています。自宅保育の保護者との公平性も考慮して、若干の値上げは止む得ないと判断しました。
みんなの党から提案された、議員・職員報酬削減条例は、常任委員会にて他の会派からの質問に対して明確な答えが無く、到底納得のできる内容ではありませんでした。また、議会の閉会直前に提案されたパフォーマンス的な色彩が強く否決になりました。
質疑においては、増加する生活保護費に不信が強く、「本来の目的からずれているのではないか?」との意見も聞かれました。自民党は自助・共助・公助を旨と考えます。自助の精神が希薄になっている状況は決して好ましいとは考えていません。本来の生活保護制度にする為に、国との連携が必要との意見も頂きました。
次回も第2回定例会終了後の適切な時期に報告会を行ないます。