fb_表示用_詳細 2020-11-03 【横浜市は特別自治市に向けて】 大阪都構想は今回も僅差で否決されました。5年前の住民投票でも僅差でしたが、今回は公明党が賛成に転じた上でも僅差で否決ということは、大阪市民に根強い反対があるのでしょう。 一方で、大阪だけでなく、大都市における住民自治は永年の課題です。大阪維新の会が主張する二重行政もその一つです。 横浜市も神奈川県との間で意思決定する際の面倒な手続きは多々あります。 横浜市は特別自治市という、県から自立してスピーディーな意思決定を行いたいと考えています。 また、維新の会が主張する様に、大都市ゆえに住民と市の距離が遠いとの指摘があります。 その通りです。 しかし、維新の提案は大阪市を4つの政令市に分割する様なものです。各特別区では議会が設置されて二重行政の解消にもなりません。大都市大阪よりも規模が小さくなるだけです。 横浜市は特別自治市設置した後は、総合区という住民意思を反映させる行政区を検討してます。区長は選挙ではなく、議会承認の特別職、地域性が強い政策は特別職区長の主導で実行できます。 今回、注目された大都市の自治問題。横浜市も永年議論してますが、特別自治市への移行を一層推進したいと思います。 もう一点。 住民投票に関して、 公選法の適用がないので、資金力で随分と活動に差が出ます。課題です。 また、今回の様な複雑なテーマは市民が十分に理解がないまま賛否を問われる結果になります。直接民主主義の盲点であり、地域分断を起こす結果に繋がります。 住民投票最中の大阪に入り、賛成の方、反対の方からも話しかけられました。 「何で、こんな事になったんや?」この言葉が物語っています。 これからの大阪市は住民投票を乗り越えて、関西圏をリードする街として発展して欲しい。 戻る
大阪都構想は今回も僅差で否決されました。5年前の住民投票でも僅差でしたが、今回は公明党が賛成に転じた上でも僅差で否決ということは、大阪市民に根強い反対があるのでしょう。
一方で、大阪だけでなく、大都市における住民自治は永年の課題です。大阪維新の会が主張する二重行政もその一つです。
横浜市も神奈川県との間で意思決定する際の面倒な手続きは多々あります。
横浜市は特別自治市という、県から自立してスピーディーな意思決定を行いたいと考えています。
また、維新の会が主張する様に、大都市ゆえに住民と市の距離が遠いとの指摘があります。
その通りです。
しかし、維新の提案は大阪市を4つの政令市に分割する様なものです。各特別区では議会が設置されて二重行政の解消にもなりません。大都市大阪よりも規模が小さくなるだけです。
横浜市は特別自治市設置した後は、総合区という住民意思を反映させる行政区を検討してます。区長は選挙ではなく、議会承認の特別職、地域性が強い政策は特別職区長の主導で実行できます。
今回、注目された大都市の自治問題。横浜市も永年議論してますが、特別自治市への移行を一層推進したいと思います。
もう一点。
住民投票に関して、
公選法の適用がないので、資金力で随分と活動に差が出ます。課題です。
また、今回の様な複雑なテーマは市民が十分に理解がないまま賛否を問われる結果になります。直接民主主義の盲点であり、地域分断を起こす結果に繋がります。
住民投票最中の大阪に入り、賛成の方、反対の方からも話しかけられました。
「何で、こんな事になったんや?」この言葉が物語っています。
これからの大阪市は住民投票を乗り越えて、関西圏をリードする街として発展して欲しい。